苦しみの原因を外に探すのをやめた。自分を整える努力もしてきた。それでも繰り返すとき、変わるべきなのは方法ではなく、問いの向き先です。
「私をどう変えるか」から、「私という思い込みそのものを、疑い始める」へ。それが、第4住心の入口です。
第1〜第3住心は、反応・正しさ・守られたさが主軸です。怒る。恐れる。縋る。そうした動きに気づき、整えていく段階です。けれど、第4住心で初めて、問いの向きが変わります。
学んでも、整えても、なお戻る。ここまで読んだなら、次に必要なのは、もっと深い内観ではなく、全体を俯瞰することです。
全体の地図です
これまで「私のもの」として処理してきた感情・反応・苦しみ。第4・第5住心では、その発生源そのものを見始める。
縁の中へ出る。掴もうとする主体そのものがほどけていく。これは喪失ではなく、観る力の始まりだ。
仕事の苛立ちも、身体の縮みも、人とのズレも——そこがそのまま道になっていく。
こんな方へ
来ないでほしい方
第10住心は、「このままでいい」という免罪符ではありません。
むしろ、この場が向かう先は——存在の見え方が反転したとき、いかに深く現実に立てるか、という問いです。
やさしく包む場ではない。その覚悟がある方とだけ、この道を進みます。
田口康子
意識経営プロデューサーアパレル企業で17年間、新規事業部のリーダーとして組織運営と人材育成に携わる。停滞していた部門をV字回復へ導き、3業種のリアル店舗を黒字化・人気店化。外から見れば、十分に結果を出していた。
けれど内側では、ずっと抜けない閉塞感があった。頑張っているのに苦しい。整えているのに、どこか自由じゃない。その後、意識の構造そのものを問い直す道へ。苦しさの原因は、能力でも性格でもなく、意識の「位置」の問題だったと気づいたことが、この仕事の出発点です。
空海の十住心論を、現代人の意識構造として翻訳し、コーチング・セミナー・個別セッションを通じて届けてきました。
第1〜第4住心有料講座の修了者、または同等の理解をお持ちの方向けです。本講座では、第4住心の入口理解を前提に、第5〜第10住心へ進みます。第1〜第4住心をまだ受けていない方には、先に前提講座の受講をお勧めしています。
思想の知識量は問いません。問うのは、「自分の意識構造を正直に見ようとする姿勢があるか」です。住心の名前や概念を覚えることよりも、日常・身体・関係を通して自分の動きを観ることを重視しています。
空海の十住心論を思想的な土台として使っていますが、特定の宗教への帰依や信仰を求める場ではありません。意識の構造を読むための地図として使っています。
気持ちよくなること、高い概念に触れることを目的にしていません。むしろこの場は、「高次概念を自分の現実責任の回避に使っていないか」という問いを持ち込む場です。癒しより、構造の解像度を上げることを重視しています。
はい。このセミナーで扱うのは、抽象的な悟りではなく、仕事の苛立ち・身体の縮み・関係の崩れ、そういった日常の具体です。解体・拡張・一致の各層で、それぞれ現実の何が変わるかを扱います。
いいえ。ただし、第10住心を「すべてはOK」という免罪符として受け取るなら、それは最も危険な誤読です。第10住心は到達点ではなく、最も深い責任の位置です。この場は、そこへ向かう覚悟がある方のための場として設計しています。
「私をどう変えるか」という問いの先に、もう一つの問いがある。
「私と世界が、そもそもどう成り立っているか」——その問いを持ち始めているなら、この場はあなたのためにあります。
講座概要